■Linuxインストール方法■
・使用用途に合わせてインストールをしてみましょう。
まず、インストールする際にBIOS(Basic input/output system)の設定を行います。ただ、現在のPCではほとんどがCD-ROMから起動できるように設定されているので、ここでの設定は自作PCを使用している方や、CD-ROMから起動できないPCを使用している方は設定が必要となります。万が一CD-ROMからの起動ができないPCだった場合、起動画面で「BOOT」もしくは「起動」という画面で設定します。たいていは「DEL」「F12」「F2]のキーを押しながら設定画面へ進めます。その後、CD-ROMを選択して起動します。
では、実際にインストールを開始してみましょう。難しくないので落ち着いて行っていきましょうね。
■インストールを開始しよう
PCを再起動してDVD-ROMを挿入してみましょう。するとインストーラー画面が表示されます。
Welcom to Fedora 10!という表示がでてきます。さあ、インストールの開始ですよ。
■インストーラー初期画面での選択
Install or update an existing systemという文字が一番上位に表示されています。それが確認できたらEnterキーを押してそのままインストールを続行してください。
■ハードディスクドライブのディスクチェック
次はDisk Foundという画面になります。ここはHDDのエラーチェックを行う作業ですが、結構時間がかかっちゃうんです。だからSkipを選択してこの作業は飛ばして次へ進みましょう。Skipの選択の仕方は「Tab」キーで移動して「Space」キーを押してください。
■インストール開始
しばらく待つとインストーラーの画面へ進みます。ここまでできましたら、GUI(graphical user interface)が使用できるようになります。ここからは、マウスを使用してインストーラーを行うことができます。左下にあるNextをクリックして次へ進みましょう。
■システムの言語の設定
次はLanguage(言語)を選択する画面に進みます。ここでは、Japanese(日本語)を選択しましょう。もちろんEnglish(英語)が得意な方は英語を選択してもかまいません。しかし、私は英語が大変苦手なので日本語を選択しました(笑)。では、言語の選択が終了しましたらまた、Nextをマウスでクリックして次へ進みましょう。
■キーボードの設定
今度は、Keyboard(キーボード)を選択する画面がでてきます。日本語キーボードを使用している場合、Japaneseを選択します。選択が終了しましたらまた、Nextをマウスでクリックして次へ進みましょう。
■システムのホスト名の設定
ホスト名(host name)を選択する画面に移ります。ここでは、デフォルトlocalhost.localdomainのままで結構です。ホスト名に関しては設定が変更できますし、このホスト名は結構重要な部分ですので丁寧に後程説明しますね。とりあえず、デフォルトのままで次に進みましょう。 Nextをマウスでクリックして次へ進みましょう。
■時刻の設定
次はタイムゾーン(時間)の設定です。今回はサーバー構築をメインに行っていきますので、まずは、アジア/東京を選択してください。また、システムクロックの部分にチェックを入れておいて下さい。UTC(universal time coordinated)という項目がありますが、こちらも後程説明いたします。今のところは気にしないでそのまま次へ進んでいきましょう。
■パスワードの設定
パスワードの設定画面に移ります。ここはちょっと大切なことなので丁寧に説明しておきますね。
ここで設定するパスワードはroot(ルート)というシステムの最高管理の権限をもっている管理者のことなのです。
rootって何?
って初めてLinux等を使用する方は分からないと思います。だって、普通にWindowsを使用している方には分からないのは当然です。rootとは先の述べたとおりこのインストールしているPCの最高管理の権限をもった人なのです。※実際は人ではないですけど。例えばアメリカの大統領のような存在です。アメリカで最高の権限を持っているのは大統領ですよね。大統領の了解を得ずに勝手に戦争をしたりしたら大変な問題になってしまいますよね。会社とかでも一緒です。上司の許可なく勝手に会社を休んだり、家に帰ってしまったら怒られちゃいますよね。下手したら会社からリストラされてしまうこともあると思います。逆にアメリカ大統領が戦争をしなさいと命令をした場合、それに従いますよね。従わなかったら怒られちゃいますよね。
だから、今回システムの最高の権限をもっているのがrootと言われているものなのです。rootの言うことを聞かなくてはなりませんし、rootしか許されていない命令に従うしかない場合もあるのです。何となくそんなものなんだなぁ~なんて覚えておいて下さい。
では、パスワードを設定します。パスワードは6文字以上で設定してください。とても重要なので2回入力しなくてはなりません。2回入力しましたら、次へ進みましょう。※忘れないようにどこかに書きおいておくことをお勧めしますね。
■システムパーティーションの設定
パーティションの設定方法に入ります。ここからは、ちょこっとだけ面倒かもしれませんが、頑張って進んでいきましょう。
① HDDを再利用して使用する場合や、新たなHDDを初めて利用する場合メニュー内の選択したドライブ上のすべてのパーティションを削除してデフォルトのレイアウトを作成しますを選択してください。
② もともとLinuxがHDDにインストールされている場合は、選択したドライブ上のlinuxパーティションを削除してデフォルトのレイアウトを作成しますを選択してください。
③ 全てのパーティションをご自分で設定する場合はカスタムレイアウトを作成しますを選択してください。
通常は上記の①選択してください。 ※今回はデュアルブートでの構築を行う前提ではない為。ちなみに「システムを暗号化する」はチェックを外しておいて下さいね。また、「パーティションレイアウトの再確認と変更」にチェックを入れるとパーティションの作成の確認ができますので、一応チェックを入れてみて下さい。
■パーティションの確認・変更画面
ここでは、先に選択したHDDにインストールする際のパーティションレイアウトが確認できます。通常はこのまま進めて下さい。
ここで、「RAID」や「LVM」という意味が不明な言葉がでてきますが、通常は「LVM」になっていると思います。RAID(redundant arrays of independent disks)については初心者の方にはちょこっと難しいと思いますので、後程説明しますね。LVMに関してはちょこっと説明しておきます。
LVM(logical volume manager)とは物理的なHDDやパーティションをまとめて論理的に管理する仕組みのことです。ちょっと難しいかも知れませんが、簡単に説明するとシステムを運用後にHDDの容量が不足しても物理的にHDDを接続するときのみシステムを停止するだけですみます。通常のインストールする際はこのLVMが採用されています。よってこのまま進めても何も問題はありません。
パーティション設定をディスクに書き込み中というダイアログがでてきます。ここでは変更をディスクに書き込むをクリックして次へ進みましょう。
■インストールするパッケージの選択
ここでは、オフィスとプロダクティビティとWebサーバーにチェックを入れましょう。下の部分はデフォルトのInstllation Repoを選択してください。選択したら次へをクリックするとパッケージのインストールが開始されます。少し時間がかかりますのでここで休憩しましょうね。※インストールするパッケージは後から追加できますので、Webサーバーのチェックを外しておいても大丈夫です。
インストールが完了するとシステムを再起動をします。ここで注意しておきたいのは、インストールディスクを取り外してから再起動をクリックしてください。
これでインストールが完了しました。お疲れ様でした。ちょっと疲れた方は休憩しましょうね。
次回はインストール後のシステム初期設定を行います。